5月の最後の週が始まった(27日)。
梅雨入り前の暑い日々が続いている。
今日も朝から気温が上がってきた。
朝から梨農夫に戻った。
ダービーと言う競馬最大イベントが終わり、競馬人の気持ちも一区切りついたかに思う。
今年からダービーからダービーまでを一区切りにするために2歳馬の新馬戦が早まる。
来年のダービーに向けて淘汰の歴史の始まりだ。
2013年ダービーは1番人気に支持されたキズナが武豊騎手の8年振り、5度目の制覇と言う偉業で勝利に導かれた。
1番人気馬が高い勝率を示してきた過去の10年単位の記念ダービーの例にもれず80回ダービーも1番人気キズナが勝った。
2着以下はエピファネイア、アポロソニック、ペプチドアマゾン、ロゴタイプで各々3・8・13・2番人気。
ゴールの着差は1・2着が半馬身。
1馬身4分の1離された3・4・5着馬3頭が鼻・鼻差に凌ぎを削った。
ダービーのパドックを見た後引き上げる地下道で俳優・西田敏行とすれ違った。
レース前の国歌斉唱に向かうところだったが彼は福島出身、復興支援に多くの活動を続けている。
余りにも「絆」ゆかりのお膳立てに博打屋も見てきたばかりのキズナ軽視とはいかなくなった。
世間の好みはどうかと興味深い1番人気の推移であったが、レース直前世間はキズナ支持を確定させた。
ふ~む、世間は「武さま」か、と8年前のディープインパクト興奮の再現熱望を知らされた。
世間さまよ、気持ちは分かるが運転手がかつての武さまじゃないぜ、と皐月賞馬ロゴタイプ2番人気を訝しく思った。
しかし、博打屋の邪推を嘲笑うように武さまはキズナを勝利に導いた。
単候補のエピファネイアとのゴール争いだったが、測ったように差しきった。
おそれ入谷の鬼子母神、いや武さま。
馬の力を信じた貴方は偉かった。
世間さまの目も正しかった。
13万人を超す入場者に、さすが80回メモリアル・ダービーと世間の反応ぶりに意外さを覚えたが、売上げも前年比を上回り、アベノミクス・ダービーの感を一層強くし、博打屋の出番じゃなかった。
先行馬有利、波乱は逃げ残り、と言う予測は現場で競馬を見ている者ならしなければならなかったのだが、まさかダービーでむざむざその分かりきったシーンが現実のものになるとも思えず、青葉賞で痛い目に合わされたアポロソニックをまたしても買いきれなかった。
買い足しておいたキズナ・エピファネイア1・2着フォーメーション3着にアポロソニック1頭加えるのに大した負担ではなかったのに、何故か落ちてしまった。
武さま派には馬単を含め上々の馬券ではなかったか。
う~ん、不覚。
競馬会としては大団円のメモリアル・ダービーだったのだろう。
しかし、だ。
昨日(26日)の2Rの裁決には博打屋も唖然だ。
岩部騎乗キョウエイナイトの4コーナーでの進路の取り方によって結果的に3頭の落馬を招いた。
直後にいた一本被り人気のフロリダブルー内田騎手は危うく巻き込まれそうになったが難を避け人気に応えた。
しかし、全く人気のない岩部キョウエイナイトが3着に残った為博打屋は馬券を外した。
審議放送があったので、秘かに3着馬の変更の可能性を予感した。
レースビデオからは先頭の岩部の動きは分かり辛いが、パトロールビデオの3角度からのビデオでは明らかに岩部の騎乗ミス。
しかし、裁決は着順変更無しの発表。
嘘だろと言うのが正直な気持ちだった。
いかに降着基準の変更があったにせよ、あれでは今後着順変更に至る裁決は出てこないと言うことだ。
今年から実施の新基準に基づくものだが、やはり改悪の謗りは免れない。
レース直後に何人かの騎手と調教師に見解を聞いたが、こぞって疑問、不満を上げていた。
新基準によると、不利がなかったと想定した場合の被害馬のその後を裁決員が想定する要素が多分に採り入れられているが、卑しくも全ての馬に勝つチャンスがある事、有らねばならぬ事を自ら否定したものだ。
少なくとも、落馬を誘発した以上、その馬のその後の可能性を全て奪うのだから、悪質と認められない行為だからと着順変更に至らずはなかろう。
どんな競技であろうと、不適切な過程を経て得た結果は剥奪されなければならない。
故意性が有ろうが無かろうが、博奕は結果を問う営みだ。
そこに人的判断を優先させるべきでない。
情状酌量の余地はなく、駄目なものは駄目であらねばなるまい。
馬券に影響を及ぼす事を避けるのを優先したなら、それも整合性を失う。
被害馬の馬券を持っているファンは浮かばれまい。
加害馬馬券を温存するなら、被害馬馬券を救済して初めて整合性が問えるだろう。
この落馬で5R若手騎手戦1番人気タイセイローマン騎乗予定の杉原騎手が負傷し乗り替わりに松岡の名が表示された。
松岡が若手かよとつかさず疑問の声。
代わりが居ない苦肉の措置と言うが、競馬会も都合主義に過ぎる。
どこがこれで公正競馬と言えよう。
このレース出走馬主から不満の声も上がっていた。
ダービー・デー用の番組作りは分かるが、大義を反古にしてまでやることか。
どうなっているの、競馬会は!?と言う調教師たちの声が印象に残る。
梅雨入り前の暑い日々が続いている。
今日も朝から気温が上がってきた。
朝から梨農夫に戻った。
ダービーと言う競馬最大イベントが終わり、競馬人の気持ちも一区切りついたかに思う。
今年からダービーからダービーまでを一区切りにするために2歳馬の新馬戦が早まる。
来年のダービーに向けて淘汰の歴史の始まりだ。
2013年ダービーは1番人気に支持されたキズナが武豊騎手の8年振り、5度目の制覇と言う偉業で勝利に導かれた。
1番人気馬が高い勝率を示してきた過去の10年単位の記念ダービーの例にもれず80回ダービーも1番人気キズナが勝った。
2着以下はエピファネイア、アポロソニック、ペプチドアマゾン、ロゴタイプで各々3・8・13・2番人気。
ゴールの着差は1・2着が半馬身。
1馬身4分の1離された3・4・5着馬3頭が鼻・鼻差に凌ぎを削った。
ダービーのパドックを見た後引き上げる地下道で俳優・西田敏行とすれ違った。
レース前の国歌斉唱に向かうところだったが彼は福島出身、復興支援に多くの活動を続けている。
余りにも「絆」ゆかりのお膳立てに博打屋も見てきたばかりのキズナ軽視とはいかなくなった。
世間の好みはどうかと興味深い1番人気の推移であったが、レース直前世間はキズナ支持を確定させた。
ふ~む、世間は「武さま」か、と8年前のディープインパクト興奮の再現熱望を知らされた。
世間さまよ、気持ちは分かるが運転手がかつての武さまじゃないぜ、と皐月賞馬ロゴタイプ2番人気を訝しく思った。
しかし、博打屋の邪推を嘲笑うように武さまはキズナを勝利に導いた。
単候補のエピファネイアとのゴール争いだったが、測ったように差しきった。
おそれ入谷の鬼子母神、いや武さま。
馬の力を信じた貴方は偉かった。
世間さまの目も正しかった。
13万人を超す入場者に、さすが80回メモリアル・ダービーと世間の反応ぶりに意外さを覚えたが、売上げも前年比を上回り、アベノミクス・ダービーの感を一層強くし、博打屋の出番じゃなかった。
先行馬有利、波乱は逃げ残り、と言う予測は現場で競馬を見ている者ならしなければならなかったのだが、まさかダービーでむざむざその分かりきったシーンが現実のものになるとも思えず、青葉賞で痛い目に合わされたアポロソニックをまたしても買いきれなかった。
買い足しておいたキズナ・エピファネイア1・2着フォーメーション3着にアポロソニック1頭加えるのに大した負担ではなかったのに、何故か落ちてしまった。
武さま派には馬単を含め上々の馬券ではなかったか。
う~ん、不覚。
競馬会としては大団円のメモリアル・ダービーだったのだろう。
しかし、だ。
昨日(26日)の2Rの裁決には博打屋も唖然だ。
岩部騎乗キョウエイナイトの4コーナーでの進路の取り方によって結果的に3頭の落馬を招いた。
直後にいた一本被り人気のフロリダブルー内田騎手は危うく巻き込まれそうになったが難を避け人気に応えた。
しかし、全く人気のない岩部キョウエイナイトが3着に残った為博打屋は馬券を外した。
審議放送があったので、秘かに3着馬の変更の可能性を予感した。
レースビデオからは先頭の岩部の動きは分かり辛いが、パトロールビデオの3角度からのビデオでは明らかに岩部の騎乗ミス。
しかし、裁決は着順変更無しの発表。
嘘だろと言うのが正直な気持ちだった。
いかに降着基準の変更があったにせよ、あれでは今後着順変更に至る裁決は出てこないと言うことだ。
今年から実施の新基準に基づくものだが、やはり改悪の謗りは免れない。
レース直後に何人かの騎手と調教師に見解を聞いたが、こぞって疑問、不満を上げていた。
新基準によると、不利がなかったと想定した場合の被害馬のその後を裁決員が想定する要素が多分に採り入れられているが、卑しくも全ての馬に勝つチャンスがある事、有らねばならぬ事を自ら否定したものだ。
少なくとも、落馬を誘発した以上、その馬のその後の可能性を全て奪うのだから、悪質と認められない行為だからと着順変更に至らずはなかろう。
どんな競技であろうと、不適切な過程を経て得た結果は剥奪されなければならない。
故意性が有ろうが無かろうが、博奕は結果を問う営みだ。
そこに人的判断を優先させるべきでない。
情状酌量の余地はなく、駄目なものは駄目であらねばなるまい。
馬券に影響を及ぼす事を避けるのを優先したなら、それも整合性を失う。
被害馬の馬券を持っているファンは浮かばれまい。
加害馬馬券を温存するなら、被害馬馬券を救済して初めて整合性が問えるだろう。
この落馬で5R若手騎手戦1番人気タイセイローマン騎乗予定の杉原騎手が負傷し乗り替わりに松岡の名が表示された。
松岡が若手かよとつかさず疑問の声。
代わりが居ない苦肉の措置と言うが、競馬会も都合主義に過ぎる。
どこがこれで公正競馬と言えよう。
このレース出走馬主から不満の声も上がっていた。
ダービー・デー用の番組作りは分かるが、大義を反古にしてまでやることか。
どうなっているの、競馬会は!?と言う調教師たちの声が印象に残る。